フーデックス2021
マンゴーなど新鮮な果物と蜂蜜でタイパビリオンのブースが賑わう
2021年3月9日(火)~12日(金)千葉県の幕張メッセでアジア最大級の食品・飲料専門展示会「フーデックス2021」が開催された。食品業界のビジネス拡大支援と最新トレンドを発信する展示会で、1976年より毎年開催している本展示会は2021年で46回目を迎え、今年も世界各国からバイヤーが集まり盛大な食の祭典となった。
タイパビリオンブースは、マンゴーやドリアンをモチーフにした着ぐるみのキャラクターがとても人気で写真を一緒に撮影したい来場者が絶えない程の人気。今回タイから出品したのは6社。マンゴーやバナナなど新鮮な果物を出品したP&Fテクノ社、タイ式焼きそば(パッタイ)のソースなどを出品したピブンチャイ・メープラノム・タイ・チリペースト社、黒米で作られたパスタ麺などを出品したチャチャ・タイ社、スイートソースやステーキソースを出品したハイキュー・フード・プロダクツ社、蜂蜜をココナッツオイルを出品したヘンリー・コミュニティ・ビジネス社、マンゴーのシャーベットやグリーンカレーのペーストなどを出品したブオノ・パブリック社。
今年の注目すべきはポイントは、出品者が来日せずタイ国内に居ながらインターネット回線でモニター越しに商談をするという点だろう。幕張メッセの会場の各ブースには、サンプルとモニターが設置され、その横には通訳者が立っているという状態。ブースに訪れたバイヤーが商品に興味をもち、出品者と話をしたい時にはモニターの中にいる出品者と通訳者を介して商談をするというスタイル。世の中がこの商談スタイルに慣れてくれば、将来的には幕張メッセの会場を利用するのとは別の形で世界中の商品について商談ができるようになると感じた。