タイでは人気のなかったリゾート地をレトロな雰囲気にして観光地化しています。メーホンソン県パーイ、ルーイ県チェンカーン、ナコンラチャシマー県カオヤイ、ラチャブリ県スワンプンなどがレトロ化で人気になった事例です。リゾート地だけでなくバンコクもレトロ化で集客に力を入れています。シーナカリンの鉄道市場に迫る勢いを見せ始めているのが、BTSサパンクワイ駅の近くにある『COFFEE MODEL』です。レトロな雰囲気の演出に欠かせない自転車、ラジカセ、真空管テレビ、ペンダントライト、ブリキのオモチャが揃っています。もちろんTシャツ、ポストカードなどが並べられている可愛いカフェが併設です。『COFFEE MODEL』のタイ人オーナーは、日本のオーディオNAKAMICHIが好きでした。カセットテープデッキのDRAGONの話で盛り上がりました。この『COFFEE MODEL』の中にはアナログレコード店もあります。レコード店の主人は「アナログレコードは日本盤で帯付きが良いんです」と力説していました。タイのレトロブームはまだまだ続きそうですね。日本もタイを手本にして観光地化に成功したいですね。
今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
株式会社ワイワイタイランド
代表取締役社長 遠藤誠